istの理念は「自然とともにある」。本来、自然は人と区別されたもの、離れたものではなく、あたり前にそばにあるものであるという考えが私たちの根本にあります。自然とともにある自分に気づき、その自然を大切にすること、その心地よさに気づくこと。それがistの想いです。
「普段の暮らしを自然の中で」がistのコンセプト。非日常的な自然を一時的に体験するのではなく、普段の生活の延長線上にある「日常」が自然とともに営まれることを理想としています。暮らしと自然をつなぐ場となること。それは私たちがもともと備えている感性を引き出し、生き方や考え方に豊かさをもたらしてくれると考えています。
日本海側で最も大きな離島、佐渡島は地球とともに長い旅をしてきた大地のカケラ。そこには多種多様な動植物が生息し、離島ならではの文化や空気感があります。
ist – Sadoは、海岸線と山々が作り出した独特の地形、高くそびえる樹木、夜空を彩る星々、岬という立地からなる横に大きく広がる日本海と背中に背負う山の緑など自然の魅力が圧倒的。私たちは3棟のコンパクトな家「Hut」と、コーヒーやビールを楽しみながらリラックスできる「Lounge」を新たに建設しましたが、これらすべては、訪れる人々が周囲の自然を深く感じられるようにするため。静かに耳を澄ませ、周りをじっくりと観察することで、多くの生物や植物の存在を感じ取ることができます。